
ネクスト・モビリティは7月15日(火)福岡市内にて、「ユーザー会2025」を開催いたしました。全国の「のるーと」を導入・運行いただいている自治体および交通事業者から18団体40名のみなさまにご参加いただき、活発な意見交換が行われました。
ユーザー会は2部構成で実施し、第1部では事例共有ならびに新機能のご紹介、第2部ではグループワークを実施しました。
プログラム
第1部 事例共有セッション
- 弊社代表取締役副社長 小田垣より直近の広域連携事例のご紹介
- 山梨県笛吹市さまより「市内公共交通の再編とのるーと笛吹の導入」について事例紹介
- 神奈川中央交通さまより「天神町AIオンデマンドバス」について事例紹介
他
第2部 グループワークセッション
事例共有セッション
事例共有セッションでは、山梨県笛吹市 山浦さま、神奈川中央交通株式会社 富永さまにご登壇いただきました。

市内全域運行に向け、実証運行を経て第二期本格運行中の山梨県笛吹市さま。山浦さまからは、これまでの市内公共交通再編の歩みと、「のるーと笛吹」運行開始後も丁寧に続けておられる利用促進の取組みなど、「のるーと笛吹」への満足度が90%を超え大きな成功を納めている秘訣を公開いただきました。

神奈川中央交通さまは、神奈川県ほぼ全域と東京都の一部に乗合バス事業を展開されている交通事業者です。富永さまからは、神奈川県藤沢市天神町エリアで運行中の「天神オンデマンドバス」について、交通事業者目線での循環バス転換の取組み、実証運行を経ての考察や今後の展開をご紹介いただきました。
参加者のみなさんは、メモを取ったり時には大きく頷くなど真剣な表情で耳を傾けておられました。


グループワークセッション
グループワークセッションでは、運行形態が近い皆さまでグループになっていただき、弊社スタッフのファシリテートのもと、ふだんはなかなか機会のない自治体様・交通事業者さま同士で積極的な意見交換やアイデアなどを議論いただきました。どのテーブルも話が盛り上がって時間に収まらないほどでした。発表の時間も、同じ悩みに共感したり、視点の違うアイデアに驚いたりと会場は熱気に包まれました。
特に、自治体や運行エリアをまたいだ広域連携、移動市役所・投票所への活用など担当課をまたいだマルチユース(複数分野活用)の構想には高い関心が寄せられました。


参加者の声
事後アンケートでいただいた声の一部をご紹介します。

ネクスト・モビリティでは、今後も持続可能な公共交通・社会の実現へ向け、移動課題解決のベストパートナーとして運行開始後も、意見交換等の機会創出や改善に向けた取組みを続けてまいります。

