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【路線バス廃止に対応したより便利な代替交通へ】福岡県筑紫野市において「筑紫野のるーと」運行開始

執筆者の写真: 運営 のるーと運営 のるーと

福岡県筑紫野市の市街地地域および山口地域において、AIデマンド交通「筑紫野のるーと」の運行が2025年1月27日(月)より開始されます。

 

山口地域において運行されてきた路線バスである「ちくしのバス」が2025年3月末をもって廃止される申出を受け、筑紫野市さまでは、筑紫野バス運行地域の公共交通を維持するため、免許返納者のニーズ、「バス停が遠い」「移動したい時間にバスが少ない」といった地域住民の方からの要望に応えるべく、今回弊社のAI型オンデマンドバスシステム「のるーと」を採用いただきました。

 

山口地域47箇所、市街地地域32箇所の計79箇所の乗降拠点を設置し、運行いたします(ただし、市街地地域間のご利用は不可)。

路線バスではこれまで乗り入れができなかった居住地域からの利用も考慮したほか、路線バスやコミュニティバス等との乗り換えが必要だった医療・商業施設などへの乗り入れも実現し、利便性を向上しています。また、遠距離通学対象の児童・生徒が利用するスクールバスとしての運用も兼任しています。

 

本導入に際し弊社ネクスト・モビリティでは、専用アプリ及び筑紫野市公式 LINEアカウントとの連携によるさまざまな年齢層に配慮した予約・配車システムの提供や電話受付コールセンター手配のほか、nimocaのIC決済端末の導入支援、運行にあたっての交通事業者さまへの現地トレーニング、乗降拠点の提案・助言、などこれまでの他地区支援実績や自主運営事業の知見・目線を活かしサポートしてまいりました。また、筑紫野市さまと、親会社であり、同地域で路線バスを運行中の西日本鉄道株式会社との3者連携協定を結び、持続可能な公共交通体系の構築に向けて協議検討を進めてまいりました。運行開始後におきましても、これまでの経験を活かし引き続き実績把握や各種改善活動を総合的に支援させていただきます。 



福岡県筑紫野市 山口地域におけるAIオンデマンド交通「筑紫野のるーと」の運行概要


実施主体 :福岡県筑紫野市

 

運行事業者:有限会社 つくしの観光バス

 

運行開始 :2025年1月27日(月)

 

運行時間 :毎日 7:30〜18:30

      ※お盆(8月13日〜15)、年末年始(12月29日〜1月3日)は運休

 

車両/定員 :ワンボックスカー 1台/8名(運転席のぞく)

 

運賃 : 大人(中学生以上)300円、小学生・障がい者・介助者100円、

    未就学児 無料(保護者同伴の場合)

    遠距離通学の対象生徒・児童 無料

 


公式サイト「筑紫野のるーと」

 

「筑紫野のるーと」リーフレット


筑紫野市:1月27日からAIデマンドバス「筑紫野のるーと」の運行を開始します



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